看護師と漏洩
看護師が働いている職場は、病院や診療所などでありますが、その様な場所で働く人間は、職場で知り得た情報を第三者に話す事があっては絶対になりません。
それは、看護師でなくても同様であり、どの様な職業であっても個人情報を漏らしてはなりませんし、最近では個人情報の漏えいが問題になっていますので、もしも、企業などが持ちうる情報が漏えいしてしまった場合は、その企業は大ダメージを受けてしまう事でしょう。
そして、看護師などが扱う情報は、患者の病気などの、非常にデリケートな事でありますので、絶対に、他人に漏らす様な事があってはならないのです。
実際にあった情報漏洩の話しですが、ある方(Aさんとします)がうつ病を患ってしまい、精神科の病院に通っていたそうですが、偶然にもその病院に学生時代の知人が看護師として働いていたそうです。
自分もすぐに分かったそうですが、相手もすぐに気付いたそうで、普通に話しかけられたそうです。
自分がうつ病などという事が、同級生に知られてしまったので、恥ずかしい気持ちもあったのですが、実際にかかってしまったのだから仕方がないと、しばらくその病院に通ったのだそうです。
看護師と漏洩(後半)に続きます。
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看護師と漏洩(後半)
友人も初めの挨拶程度だけの接点であり、その後の通院でも、病気の事などを尋ねてこないので自分から話す事はありませんでしたが、そこで働いている看護師ですので、自分の診断結果も知っているのだと、あまり良い気分ではなかったといいます。
そして、無事にうつ病を克服する事ができ、病院にも通わなくてよくなったのだそうですが、最後のほうはその看護師に会う事ができなかったので、口止めを出来なかったのが少し気になったそうです。
とはいっても、相手もプロの看護師ですし、軽々しく個人情報を他言しないと思っていたのですが、それが間違いでした。
ある時、自分が唯一うつ病にかかった事を話した学生時代からの親友に、「あなた、自分の病気の事を誰かに話した?」と聞かれたそうです。
その様な事を、自分から軽々しく話すわけはないので、理由を聞くと、どうやら、その親友が学生時代の友人から、Aさんのうつ病の様子を尋ねられたそうです。
真っ先に、例の看護師が頭に浮かんだそうで、本当にそうだったら許せないので、親友にも手を貸してもらい、情報の発信源を辿っていったそうです。
すると、見事にその看護師である事が発覚し、本人に問い詰めたところ、「世間話として友人に話しただけ」だと言われたそうです。
素直に謝りもすれば、まだ可愛げがあるものの、看護師にあるまじき態度だったので、病院に内容署名いりの文章を届け出たところ、病院からの正式謝罪と共に看護師を解雇になったそうです。
病院がしかるべき処置をとってくれたので、それ以上の大ごとにする事は避けたそうですが、これは、告訴に結びついてもおかしくない事例です。
後日談として、解雇になった看護師は、さもAさんが悪いかの様に言いふらしたそうですが、誰にも相手にして貰えなかったそうです。